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爪水虫によく効くイトリゾールとは?

2020年01月08日

もしも爪水虫を発症してしまったら大変です。毎日かかさず薬を服用し続けること半年から1年、根気がないと完治まで導くことは出来ないのです。ただ、最近は治療期間は同じく1年ながらもっと楽な方法というのが話題となっています。パルス療法といい、これだと副作用の危険も少なくなったりとメリットはたくさんあるのです。

パルス療法とは同じく抗真菌薬を服用することでの治療法ですが、普通の錠剤治療とは飲み方が異なるのです。1週間内服したらその後3週間休薬、これを1パルスとして3回繰り返すだけです。そこで利用されるのがイトリゾールという抗真菌薬です。イトリゾールは角質親和性が高いので内服を中止してもその後4週間ほどは皮膚に存在するとされています。つめには6ヶ月から9ヶ月もの間、貯留するということです。だからこそこの飲み方が有効になります。わざわざ毎日服薬で苦労する必要はありません。

爪水虫と言えば内服薬、とはいえ体に与える影響が大きく副作用が出る危険性があるがゆえに妊娠中や妊娠を希望する方・授乳中の女性は処方されないことも多くありました。腎臓の機能が弱っているという理由でお年よりも使えません。内服薬が無理となると時間がかかっても外用薬でコツコツと治していくしかなかったのです。

イトリゾールならば、内服期間が短いので体に与える影響も少なくなります。忙しい毎日を送っている現代人はついつい薬の服用を忘れてしまいそうですが、とりあえず1週間頑張ればよいというのならば続けられるのではないでしょうか。服用回数が少ないと効果が得られないのではと思われるかもしれませんが、同じ程度の完治率を誇ります。

これだけメリットの大きなイトリゾールによるパルス療法、すでにアメリカなどでは効果が認められて多くの方が利用しています。しかしながら日本ではまだ適用されてはいないのです、なので保険は効かず自費で支払わなければなりません。コストが高いというのが最大のデメリットですが、そのうち認可されるはずなので、そうなればこのデメリットも無くなるのです。

まだ日本のクリニックで取り入れているところは、少ないながらも存在しないわけではありません。多少はお金がかかっても楽になりたいというならば、試してみてはいかがでしょう。ちなみに、爪水虫の半年から1年という期間はつめがすべて生え変わるまでの時間です。たとえ治療法は変えても伸びる速度まで早くすることはできないのですから、治療期間は同じようにかかります。

他剤との併用が禁忌であったり慎重投与とされるものが多いという欠点もあるので、イトリゾールも断られることもあります。その場合にはテルビナフィンを使ったパルス療法もありますが、それも無理だとなると頑張って外用薬で治療を続けるしかないのです。

ただし、最近ではレーザー療法なるものも出てきています。多くの患者を持つ水虫と言う病気だけに、さまざまなところで研究が進められどんどん技術は発展してきているようです。